ある日の夜のことだった。
私は仕事で疲れていたので、帰宅して直ぐに
食事をして、お風呂に入って、寝床に入り眠りについた。
ふと、夜中に目が覚め、といっても目は閉じたままだ、
すると、はっきりした男の声で、オイッ!起きろ!何かが来るぞ!
というか、あなたは何者?誰⁉︎
その数秒後に、得体の知れないものが、
ただ一心に、私に向かって来るのが分かった。
オイッ!出し抜けに卑怯だぞ!
こっちは無防備だ!と心の中で叫んでも無駄だった。
ほどなく、得体の知れないもの〈=多分オオカミ=誰かの眷属神だと思われる)が、私に激突してきた。
オオカミは砕け散った。
夢ではない。意識はあった。
それから、直ぐに目を開けた。
私は、こういう世界(他次元)が存在することを初めて知った。
つづく。