ある日のこと、買い物をした後、歩道を歩いて街角にある交差点に向かって行くと、横断歩道で信号待ちをしている親子がいた。
母親と3〜4才ぐらいの女の子だった。
ただ、その女の子は私を見ていた。
母親は正面を見ていて、女の子は後ろを振り向いたまま、ずっと私を睨んでいた。
私は、その女の子を知らないが、何かに取り憑かれていると直感した。
横断歩道に近づくと信号が変わった。
親子はその場を離れ居なくなった。
街を歩くと、人とすれ違う瞬間に、その人の顔が、一つ目だったり、恐竜の子どもの様な顔だったり、ヘビの顔だったり、一瞬なのだが見えることがある。
不思議な現象なのだ。
ある方のブログによると、この地上世界では
色々なものが入り込んで来ていて、玉石混交(ぎょくせきこんこう=玉と石が入り交じっていること。転じて、善いものと悪いものが一緒に混ざっていること)状態らしい。
私も、そのことを実感しているところです。
つづく。