君と世界を変えて行く/幻想と現実の狭間で生きる・4

〈数10年前に友人から聞いた話〉

友人は別の友人と2人で、休暇を利用し、北海道へツーリングに出かけ、そこでの出来事を話してくれた。

辺り一面、広い草原で、そこにテントを張って、夕波が迫る前に、焚き火をして、食後のコーヒーを飲みながら、雑談していた。

遠くには山並みが、ぼんやりと見えていたらしい。

友人は山並みが見える位置に、焚き火を挟んで、別の友人は山並みを背にして。

そうこうしているうちに、辺りは真っ暗で、

焚き火と星の灯り以外は何もない。

すると突然、別の友人の山並みを背にしたところから、バカデカイ何か、キラキラと光る何かがゆっくりと出現してきたらしい。

私が、東京ドーム位?と聞くと、

友人は、そんなもんじゃない、空一面を埋め尽くすぐらい、バカデカかったと。

ゆっくりとした速度で、頭上を通り過ぎて、

別の山並みの方へ消えていったそうだ。

友人は、宇宙人に関して、半信半疑で、自分が見たものが、今でも信じられないらしい。あれは一体何だったのかと。

友人は、別の友人に、一緒に見たよね!

見たよねと、何度も聞いたそうだ。

私は、間違いなく存在すると確信しているので、この話を聞いた時、不思議とも何とも思わなかった。

私の場合、宇宙人ではなく、宇宙存在と名付けている。

恐らく日本だけではなく、世界中に存在しているんじゃないかな。

あなたの近くに存在しているかも?

               つづく。

 

 

 

 

何かが